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5.夢咲黄心中(ゆめさきしんじゅう)

歌舞伎「曾根崎心中」をオマージュした

奇想天外な和風ミュージカル仕立ての曲

☆初披露日

2020年9月

☆初披露場所

町田SDR

☆収録CD

3rdアルバム「夢咲黄心中」

☆アレンジ

新島豪氏

☆お花

​棕櫚(しゅろ)

☆花言葉

​不変の友情➡歌詞では

​「不変の愛」

☆お花のあれこれ

​南国のイメージのシュロ

平安時代に持ち込まれ九州に定着

その後全国に広まる

 作詞作曲 半世紀ガール碧穂

 

「一緒に死のう」って、あなたが言ったから

黄泉の国まで来たのに

 

いつこの手を離したの? なぜ私ひとりぼっちなの?

こんな暗闇の中で 孤独は耐えられないわ

この世ばかりが世界じゃないと あなたはうそぶいてた

「後の世で一緒になろう」って 不変の愛を誓ったのに

松と棕櫚の相生の木 ここで交わした初めての口づけ

淡い黄花咲くころには 私だけ存在しない・・・

そばにいて 優しくして 手を握って どこまでも

そんな言葉なんていらない 今告げるのは 命返して!

 

はらり、襦袢の下の 艶やかな白い柔肌

ぬくもりで愛の証し 確かめ合ったのに

松と棕櫚の相生の木 ここで二人命果てたはずだわ

淡い黄花散りぬれば 私だけ存在しない・・・

抱いていて そばにいて 触れていて 燃えつきるほど

こんな愛情なんていらない 今告げるのは 肉体返して!

抱いていて そばにいて 触れていて いつまでも

あなたの背徳もう許さない 今告げるのは 心返して!

 

黒・柿・萌葱の定式幕 さっきまで見ていた心中芝居

あー、これは夢だったのね もう手を離さないでね

☆参考にした楽曲

RUI(柴咲コウ)「月のしずく」

​★作曲エピソード

​ ◎学生時代に練習曲としてイタリア歌曲を歌ってました。その中にトスティの「ソーニョ(夢)」という曲があって、愛の歌かと思いきや最後に「それは夢だった」という展開が二十歳の私には衝撃的でした。それから三十年の月日が経ってもそのことを覚えていて「それは夢だった」で終わる作品を作るのが夢でした!!

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